103万円の壁崩壊後の夫婦控除に所得制限ができるかも?

扶養控除

103万円の壁が崩壊したら夫婦控除というものができるかも、と話題ですよね。その夫婦控除を受けようと思っても、所得制限でひっかかって受けられないかもしれないらしいですよ。ご自身は当てはまるのかチェックしておきましょう。

夫婦控除に所得制限を設けるかも?

毎日新聞の「夫婦控除、年収の線引き焦点 税額控除も検討」というニュースを読んだんですけどね。

これをざっくりまとめると、

・配偶者の所得を103万円以下とすると、勤務時間を調整する人がいる。(もっと働いてほしい。)
所得が「800~1,000万円程度」を年収制限の線引きにしようか。
・総務省の統計によると、2人の世帯で1,000万円以上収入がある世帯は1
3%。およそ1割の世帯が年収1,000万円。これじゃ税収が足らないよ。
・本当はもっと低い年収の人にも制限をかけたいが、反発されるだろうからなぁ。どうしようか。←イマココ

という感じのことを言っているのかなぁと思いました。この話は、政府税制調査会というところで話されていて、まだ検討中とのことでした。

配偶者控除の代わりの夫婦控除

配偶者控除の代わりに新しく作られる夫婦控除。いくらの年収で線引きするのか注目が集まりますね。

しかし、1,000万円も年収があったら控除なんかいらないんじゃないの、そもそも妻働いているのかよ、ってところですが、働いている人って多いと思います。

年収が1,000万円オーバーでも、何かと単価の高いことをしているので、お金が足らないのですよね。

たとえば家。1億以上の物件を買っていたりしますし。人にもよるのでしょうが。たとえば教育費。お子様を私立の中高に行かせていて海外の高校などに留学させていたら学費は結構かかります。

年収300万円の人たちはできないことですが、1,000万くらいの人たちは、そういうことも視野に入るので、実行している人たちもいます。結果として、高所得者でも節約できない固定費と教育費にお金がかかるので、可処分所得がかわらなかったりするんですよね。

ですので、高所得者の妻も結構汗水流して辛い思いもしながら、必死で働いてたりしますよ。まぁ、世帯主の稼ぎが低い人の妻も必死で働いているのですが。

年収で制限をもうけると、なんで私たちはもらえないの!という反発はでてきますよね。でも、収入の低い人たちは、いい家とかいい教育とかそういう選択肢自体なかったりしますからね。今日食べていくだけで精一杯。選択肢はなく、必要なものさえも買えない生活。オーノー!だれか何とかしてくれ!

世帯年収600万円目指して

などと、やさぐれてばかりはいられないので、まぁなんとかしていきましょう。生きてるだけでまるもうけですよ。年収600万円以上から幸福度と収入は比例しないらしいですよ。ですので、とりあえず世帯収入600万円を目指して、楽しくやっていきましょう。

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