２０１６年１０月から１０６万の壁が発生しました。今まで従業員５０１人以上の大企業で年収１３０万円以内で働き夫の厚生年金や健康保険の扶養に入っていた人は扶養から外れます。扶養の範囲から外れるラインが年収１０６万円。月収１０万８０００円ほどで働いていた人は、８万８０００円に抑える必要があります。
社会保険の扶養に入れる金額が１０６万円に変更
厚生年金や健康保険に入れる年収上限が今まで１３０万円でしたが、２０１６年１０月からある条件を満たしている人は１０６万円に変更になりました。妻の収入が年間２４万も減るので、家計のやりくりも考えないといけない人もいるかと思います。車検や税金やローンなど、定期的にでていく万単位のお金を整理して、どこからその出費をおぎなうか計画を立てておいてもいいかもしれません。
パート先の従業員が５０１人以上の場合に適用
１０６万の壁は、妻が勤めているパート先の会社の従業員が５０１人以上いる場合に適用されます。社員数３０人くらいの会社でパートされている方なら今までどおり１３０万円の壁が適用されます。厳密には、被保険者が５０１人以上の会社に適用です。ほとんどの場合、保険や社員の方が入っているでしょうから、社員数５０１人以上かどうかを確認しておきましょう。
扶養から外れるならいっそがっつり稼ぎますか
がっつり稼ぎたいですけど、実際子どもの世話をして、お迎えして、ごはんつくって、などをしていたら、現状でもくたくたになりますよね。これ以上働けるか、というところですが、どうなのでしょうか。逆に給料があがったけど、扶養内がいいから仕事量を調整しなくてはいけない人もいるでしょうし。しばらくは、いろいろバタバタしてしまうかもしれません。体調面にだけは気を付けておきましょう。
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